物足りなさを感じるAlter Bridgeのライヴパフォーマンス。

Alter Bridge-600×600.jpg

ここ最近は購入するかどうかを見極めるために、
Alter Bridgeのライヴアルバムを中心に聴いてきました。

まずはこれから!!


Alter Bridge-2017-600×600.jpg

このアルバムはAlter Bridgeが行ったロンドン公演のライヴの模様と、
レア音源を中心としたディスクがセットになった3枚組のアルバムです。
ボリューム的には大満足といった所なんだろうけれども、
肝心のバンドのライヴパフォーマンスはあまり良いと思えなかったです。

様々な曲でそのような面を見せてしまうのですが、
Alter BridgeのヴォーカルであるMyles Kennedyは、
低いキーの場面での歌唱に関して不安定な部分を持っており、
逆にハイトーンボイスを使うような場面ではのびのびと歌っているのだが、
低いキーの不安定さが、スタジオアルバムとの差として目立ってしまう。

演奏陣もなんと言ったらいいのか「もっさりしている」印象を受け、
切れ味を感じないし、スタジオアルバムの再現は出来ていません。

ヴォーカルも演奏も、「何とかこなしている」といった感じで、
バンドとしての余裕といった所が全く感じられませんでした。



次はこれから!!


Alter Bridge-2018-600×600.jpg

これは、Alter Bridgeがオーケストラと共演した模様を、
2枚組のライヴアルバムとしてまとめた物になってくるのですが...
Metallicaで言う「S&M」的な作品を狙ったのでしょうけれども...

やっぱりこのアルバムでも演奏のもっさり感と、
ヴォーカルの不安定さは隠す事は出来なかったという感じを受けました。
先ほど書いたMetallicaのアルバムでは、
Metallicaがいつも以上に丁寧な演奏を心がけていたような印象を受けたし、
オーケストラによりドラマティックになっていたように感じましたが、
このアルバムではそのようなドラマ性は感じられませんでした。

「S&M」では「Metallica vs オケ」という構図が浮かび上がったのですが、
Alter Bridgeのこのアルバムでは、オーケストラは控えめになっていて、
曲との調和を狙ったのかもしれませんが、上手く融合出来ていない印象です。

一言で言うならば「このアルバムに緊張感は無い」という事になると思います。
テクニック的に優れていないバンドにオーケストラを組み合わせても、
必ずしも良い出来になるとは限らないと思わされました。



この所のAlter Bridgeには...


元々私はAlter Bridgeというバンドに関しては、
好印象を抱いていたのですが、ここ最近は期待を裏切られてばかりです。

Tremonti名義でのバンド活動の影響もあるのでしょうが、
ここ最近のAlter Bridgeはどんどんヘヴィになっていく一方で、
メタルバンドなんじゃないかと思うくらいになってしまいました。

Tremonti個人の活動では好きにやればいいと思いますが、
それをAlter Bridgeに(悪い意味で)還元してしまうのはどうなのでしょうか。
ソロ活動とAlter Bridgeの活動をちゃんと区別しないといけないと思います。

今回の更新はここまでにしておきます。


今回もAlter Bridgeというバンドを批判する事で、
記事にしてしまった感がありますが、私はAlter Bridgeを嫌いではありません。
「いつまでも過去の事を引きずってるなよ!!」と思われるかもしれませんが、
昔のAlter Bridgeの方が今のAlter Bridgeより私の好みでした。

かつて好きだった物が、
どんどんと形を変えていく姿を見るのは複雑な気持ちではありますが、
こればっかりは私にはどうしようもないですし仕方がない事だと思います。
今更「Blackbird」のような作品は望めないのでしょうから...

最後になりますが、この更新はこれくらいにしておきたいと思います。
今回も読んで下さりありがとうございました。次回もまたよろしくお願いします。