Tremonti/Cauterize

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個人的にはAlter Bridgeのメタル化は残念に思いますが、
Mark TremontiのソロプロジェクトでもあるTremontiでは話が違ってきます。


前にも記事にしましたが...


以前にも記事にしたかと思いますが、
Alter BridgeのギタリストであるMark Tremontiは、
きっとオールドスクールのヘヴィメタルが好きなんだろうと思います。

その「メタル好き」の要素が全開になっているのが、
このアルバムを含むTremontiの各作品になってきます。

冒頭にも書きましたが、私はAlter Bridgeがメタル化していくのには、
賛成しませんが、別プロジェクトとしてメタルをやる分には構わないと思います。
むしろ、「自分の音楽の好みを隠さず表現して欲しい」とさえ感じています。

特に、今回紹介する、この「Cauterize」は、
Tremontiの今現在リリースされている4作品の中でも、
特にスラッシュメタルの影響を強く受けているように感じます。

自分のバンドなんだから好き勝手にやっても良いんじゃない?


(最近のAlter Bridgeの作品では別ですが)Mark Tremontiというギタリストは、
自らのギタープレイは控えめにして、メロディーに重きを置いていたと思います。

その手法でCreedやAlter Bridgeでは成功していたので、
それはそれで間違いではなかったのではないかと思いますが、
もっと自分の色を出しても良かったのではないかというのが私の印象です。

それをリミッターを外すかのように、
このアルバムでは速弾きのギターソロも含めて、
完全に「メタル」として捉えられる音楽を鳴らしています。

おそらく、これが彼にとってやりたかった音楽なのでしょうけど、
自分のプロジェクトでもあるのですから自由にやって良いと思います。
CreedやAlter Bridgeとは訳が違うのですから、
自分の好みを前面に反映させた作品にはある意味で、すがすがしさも感じます。

Wikipediaでも一つのジャンルに括れないほどの多彩な曲調。


このアルバムについてWikipediaで調べてみると、
一つのジャンルには収まりきれないほどの多彩な音楽性である事が分かります。

もちろんヴォーカルはMark Tremonti自らが務めているのですが、
このヴォーカルも決して侮ることが出来ず、力強い歌声を聴かせてくれます。

繰り返しにはなりますが、ギタープレイはもう「爽快」の一言で、
メロディアスなギターソロはもちろん、
今までのバンドでは見せてこなかった超絶技巧まで披露しています。
ここまで弾いてくれるのであれば、物足りなさは感じませんでした。

逆に、今まで聴いてきたCreedやAlter Bridgeのアルバムからは想像出来ないほど、
Mark Tremontiは技巧を持っているのだなと感じさせられました。

スラッシュメタル系統の楽曲が多いように感じますが、
そこはCreedやAlter Bridgeのソングライターである部分が全面に発揮され、
どの曲もメロディーがきちんとしていて「ただ激しいだけ」ではありません。

良い意味で彼のキャリアを総括しているかのようなメロディーの数々には、
思わず聴き惚れてしまいますし、彼のメロディーメイク能力の優秀さが伺えます。
一部分ではエクストリームメタルにも聴こえるくらい、激しさが際立つ一方で、
しっかりと「聴かせる部分は聴かせる」ツボを心得ていると思います。

Alter Bridgeが本業な訳ですから、
Tremontiとしての活動はどの程度行えるのかわかりませんが、
これからも目が離せないバンドの一つだと思います。





本日はこれくらいで終わりにしたいと思います。
今回も読んで下さりありがとうございました。次回もまたよろしくお願いします。